長寿の里は、病状が安定期にあり、入院治療の必要のない要介護状態（要介護①～⑤の方）の高齢者の方を入所の対象している、介護老人保健施設です。日常生活の介護サービスやリハビリテーションを通じ、利用者様の家庭生活への復帰を目指します。

また、医師や看護師のチームや併設、協力医療機関と連携し、利用者様の健康状態を確認・管理しています。緊急事態が発生した場合には、迅速に対応し、生活医や協力機関に適切な引き継ぎを行うことも可能です。ご入所者やご家族からの相談にも丁寧に対応し、適切なアドバイスの提供をしています。

短期入所療養介護は、利用者様や家族の一時的なケアニーズに応え、介護負担の軽減やリフレッシュ、利用者様の健康状態の維持や向上を支援するサービスです。利用者様の安心と快適さを重視し、数日から数週間程度の一時的な滞在期間を有意義に過ごせるような環境とサポートを提供しています。

通所リハビリテーションは、専門のリハビリテーション職による訓練や体操、機械を使った訓練、レクリエーションなど、身体機能の向上を中心にアプローチしているものです。リハビリテーションは、医師の指示と通所リハビリテーション計画に基づいて実施されます。診療や運動機能検査などをもとに、利用者様の機能や心身の状況を考慮し、目標と具体的なサービス内容を定めています。

リハビリ専門職が利用者様の身体状況を定期的に確認し、その日の状態に応じてリハビリテーションプログラムを柔軟に修正できる体制を整えています。利用者様の変化やニーズに合わせて個別のケアプランを作成し、最適なリハビリテーションを提供可能です。

デイサービスセンターは、利用者様の心身の健康をサポートしながら、自立した日常生活と社会参加を促進する場所です。利用者様の日帰り入浴・食事の提供を始めとした日常生活の支援、生活機能訓練の実施により、利用者様の心身機能の維持向上と、そのご家族の身体的・精神的負担の軽減をお手伝いしています。医療機関と連携した安心できる環境下で、利用者様の個々のニーズに合わせたサービスを提供し、豊かな日々を過ごせるよう支援します。

ケアマネージャー（介護支援専門員）が専門知識と経験を活かし、利用者様の心身の機能やご家族の状況、ご希望などをお伺いした上でケアプランを作成し、適切な介護保険サービスをコーディネートするのが、長寿の里在宅介護支援センターの役割です。地域の高齢者の方々がさまざまな疾患や障害を抱えていても、自宅で快適に生活していただけるよう支援することが可能です。